肌老化が進む原因は光だった?!恐ろしいダメージとは?日焼け止めが絶対必要な理由
夏になり、紫外線が気になってくると「日焼け止め買わないと!」と焦ってご来店されるお客様が多いです。定番の商品や新作が出るのでワクワクしますが、「日焼け止めは面倒だから塗らない」というお客様が結構いらっしゃいます、、、。面倒なのは、すごく分かります。でも、日焼け止めまたは日焼け止め効果があるものだけは塗ってください!今回は、日焼け止めの重要性をご紹介します。
夏だけじゃダメ!最重要な日焼け止め
日差しが強くなってくる4月頃から本格的に日焼け止めが売れ始めます。下のグラフを見ると分かりやすいですね。紫外線が増え始めるのは4月で、山なりに高くなり10月頃落ち着いてきます。夏以降紫外線は弱くなり、気温も低くなるので、日焼け止めを塗らなくなる方が増えます。ただ、年中紫外線は降り注いでいます。そして紫外線以外にも肌にダメージを与える光があります。
光老化
最近よく聞くようになった「光老化」ご存知でしょうか?文字の通り、光で老化することですが、肌の老化の60%が光老化によるものだと言われています。老化とは、シミ、しわ、くすみなどを指します。年齢を重ねるにつれて肌の状態は変わっていきます。でも、半分以上の原因が光老化によるものなら防ぎたい!!ですよね?防ぐなら、それぞれの光の与える影響を知ることが大切です。
紫外線
太陽光の中で1番強い光で、日焼け止めに記載されている「UV-A」「UV-B」のことです。実際にはUV-Cもありますが、私たちには届かないので関係はありません。それぞれ肌へのダメージは異なります。
UV-A 肌のハリや弾力を攻撃するので、シワができやすくなります。というのも、UV-Aは肌の奥の真皮層にまで届くほど波長の長い光です。イメージとしては、長くゆっくりダメージを与える光です。家にいても日焼け止めを塗った方がいいのは、窓ガラスも通過して肌に届くからです。
UV-B 肌を肌を赤くし、炎症を起こすのがUV-Bです。シミやそばかすの原因と言われる光です。UV-Aは肌の奥にまで届きますが、UV-Bは肌表面にダメージを与えます。波長は短く、力が強いのがUV-Bです。
ちなみに、一緒に記載のあるSPFですが数が大きければ紫外線をカットできる力が強いという訳ではありません。1番勘違いされているポイントです!!この数字は、塗りなおさなくてもいい時間を表しています。なので、SPF50 の日焼け止めを塗って1日塗りなおさないのと、SPF30をこまめに塗りなおすのとでは後者のほうが確実に日焼けを防げます。
ブルーライト
スマホやTVなどから発せられる光ですが、太陽光線の中にもブルーライトはあります。紫外線の次に、波長が長く、肌の奥に届くので肌ダメージはUV-Aに近いです。肌の弾力への攻撃に加え、くすみや目の疲れにまでも影響があると言われています。目に関しては、ブルーライトは網膜までも痛めてしまうので目のかすみやドライアイに繋がる恐れがあります。さすがに、目に日焼け止めは塗れないのでサプリなど、体の内側から光をブロックすることがおすすめです。
近赤外線
最近の日焼け止めの中には、近赤外線カット表示のあるものもでてきています。なんと、研究中ではありますが紫外線よりも強い光だと言われているんです!! UV-Aよりも波長が長く、肌だけだはなく筋肉組織にまで光が届きます。肌へのダメージとしては、シワ、たるみ、シミなどあらゆる方面への影響があると言われています。(逆に、奥にまで光だか届くからこそできる医療もあるので使い方次第で捉え方は異なります。)
さいごに
老化を少しでも食い止めるには、日焼け止めを塗ることが如何に重要性がお分かりいただけたでしょうか?また、それぞれの光が肌に与えるダメージは違うので、選ぶ基準が変わってくると思います。老化したくなければ、最低限日焼け止めは塗りましょう!もちろん、お家にいてもマストです!