メリットしかない?!「オーガニック」「無添加」「有機」ってなにがいいの?食品だけでなく化粧品もオーガニックにこだわる理由
「無農薬」とか「有機」とか「オーガニック」とかここ10年くらいでよく聞くようになった言葉じゃないですか?口にする野菜やお肉なら「農薬使っていない方がいいなあ」と思いますが、スキンケアやコスメはどうでしょうか?「体に害があるように思えない、、。」と、私も最初は思っていました。ただ勉強をして中身を知っていくと、「なぜ今まで知らなったんだ!」と、とっても後悔しました。
オーガニックだったらどのようなメリットがあるのか、あまりご存知じゃない方に是非お伝えしたい!これを知ったら、オーガニックコスメに興味が出ること間違いなし!
無添加であることのメリットとは
まず、無添加コスメは人口添加物が極力含まれていないものを指します。(極力と言うのは、日本はオーガニックコスメの規定がないので添加物が少し入っていてもオーガニックコスメと名乗れるからです。)
人口添加物の代表的な例は、合成防腐剤、界面活性剤。 原料は石油または石油由来のもの。
あの石油が原料になっているものを肌につけるって、、、怖くないですか? もちろん、安全に使用できるために研究がされ、基本的に安心、安全で使えます。ですが、品質より価格重視で作られる商品が多いので肌トラブルの原因になりえます。
来店されるお客様の多くは、肌の弱い敏感肌の方が圧倒的に多いです。皆さんもともと肌が弱いというよりは、洗浄力の強い洗顔、クレンジングを使っていて肌本来のバリア機能が崩れている為、敏感な肌になってしまう傾向があります。肌をきれいにしようと美容液などを足すのではなく、まずは肌の皮脂やセラミドを流さないよう、洗浄力の強い洗顔、クレンジングから卒業しましょう!
また、食べ物は肝臓で解毒され消化吸収されますが、肌から吸収した成分つまり経皮吸収された成分は解毒されずに体内に留まります。体や肌に良い成分も悪い成分も体に溜まっていきます。(皮膚から様々な成分を吸収することを経皮吸収と言います。)
化学物質などの悪い成分が血流によって体を巡り、体に溜まることを経皮毒と言います。経皮毒が原因でアレルギーが発祥する人もいます。衝撃だった話は、ある産婦人科医の方がお産の時に芳香剤の香りがする羊水を見たことがあるというものです。まさに解毒されずに、肌から吸収された物質が体に残っている状態ですよね。
天然精油のすごさを知って!!
リラックス効果もあり、重視する人も多い「香り」ですが、オーガニックコスメの場合は人工的に作られた香りではなく、天然の植物から抽出した天然精油を使用しています。くどくなく、爽やかですっきりとした香りが多いです。
「オーガニックコスメは肌への作用が緩やか」と言われがちですが、実はそんなことはありません。
というのも、天然精油ってものすごく分子が小さいんです。鼻から香りの分子が入って、脳の感情をつかさどる「大脳辺縁系」や「視床下部」に香りの情報が伝わり、香りの分子は毛細血管にまで入ります。気分のリフレッシュになりますし、血流が促進されることで顔のくすみやクマが改善されやすいです。なので、精油は妊娠中の方や子供、ペットへの扱いは慎重にしなければいけません。
天然精油のデメリットとしては、香りの持続性が短いということ。たまに香水のような1日香りが続くものをお探しのお客様がいらっしゃいますが、オーガニックのものでは難しいですね。リフレッシュも兼ねて数時間おきに使うことをおススメします。
スキンケアの場合は、「肌につける前に深呼吸して香りを楽しんでください」と書いてある商品が多いですが、精油の香りが脳や毛細血管まで届き、血管を拡張し血流を促進してくれるということを知っていると納得ですよね。
さいごに
今回は、まだオーガニックコスメを使っていない方へ向けて最初に知っていただきたいことをまとめました。ドラッグストアに置いてある商品より2~3割価格は高いですが、体や肌への作用を知っていただくと納得の価格だと思いませんか?安いには理由があります。オーガニックを謡っていても成分表をみると一部の成分のみオーガニック成分使用の場合もあります。買う際に確認してみてください。 天然の香りに癒されてキレイになりましょう!